現在、23区など都市部の保育園では、入園を希望していながら定員がいっぱいで入れない「待機児童」が多数存在します。昨年4月にはその数は全国で2万5000人を超えました。子供の預け先が決まらないために仕事を諦める女性も少なくありません。一部の保育園では、家庭の事情を指数換算して、保育が困難な子供を優先的に入園させるシステムを導入しています。ポイントを上げるためにパートから長時間労働に切り替えたり、育児休暇を切り上げて職場復帰したりして、子供の預け先を探す母親も少なくないそうなのです。
待機児童の解消を目指して、各地で保育ママの増員などが行われています。保育ママ制度は少人数保育であり、集団保育とは違った家庭的な保育が概ね好評を得ているようですが、少人数制であるがゆえに待機児童解消への解決策とはなりかねるというのが現実です。