栄養素の必要摂取量について

 

私たちは栄養素を1日に
どれくらい必要としているのでしょうか?

 

国や政府が定めている必要な量は
どれくらいなのでしょうか?

 

これはアメリカの話になってしまうのですが、
アメリカは1940年代に政府が、
1日に必要な栄養素を決めてしまおうという
プログラムが始まりました。

 

1日に必要な栄養の摂取量を示した
物があるのですが、
それがMDRと呼ばれています。

 

そのMDRに示してある栄養摂取量の基準は、
その量の栄養素よりも少なくなってしまうと
病気になるか?病気にならないか?
というもので、

 

要するに、
1日にこの量の栄養を摂取していれば、
病気が予防できるということです。

 

 

では、その栄養摂取量の目安となる数字は
どういう封に導き出されたのか?

 

といいますと、

 

被験者の人に最初は
必要な栄養素を一定期間、わざと不足させた状態にします。

 

例えばその不足させた栄養を
ビタミンAだと仮定します。

 

そうすると、何かしらの症状や病気が
発症してしまいます。

 

ここまでの実験で、その不足させた栄養素がビタミンAで
ビタミンAが不足すれば、こういう症状が出たり、こういう病気が出たり
というのが分かります。

 

症状や病気を治す為に、少しづつビタミンAを摂取していって、
量を増やしていって、
そうこうしてるうちに、症状や病気が治ってきます。
その症状、病気が治った時に、
どれくらいの栄養素を摂取しているかを計って、

 

これが、800だったとしたら、
MDRに800という風に記されます。

 

こういうことを繰り返し実験していった結果が
1日に必要な栄養の摂取量ということで
一般的に公開されています。

 

ここまでの説明で、
MDRに記されている、一日に必要な栄養の摂取量というのは
健康になる為に必要な栄養素の摂取量ではなく、
症状や病気にならない為の必要な栄養摂取量だということが
わかります。

 

 

 

 

               RDA

 

MDRというのは、症状を出さない為に、病気にならない為に
必要な栄養摂取量としてお伝えしましたが、

 

RDAというのは、MDRよりも栄養素の摂取量を増やした物で、
基準は、健康になる為に必要な摂取量として記されていて、
オススメの摂取量とされています。

 

 

 

          栄養摂取量の基準

 

国や政府が定めている栄養摂取の基準というのは基本的に、
症状が出ない為の、病気にならない為の基準が
推奨されていたりします。

 

ここにも問題点が存在していて、
症状がでない、病気にならない、
その為に特定の栄養を摂取することが
大事ということですが、

 

これは短期的な視点での考えであって、
長期的な視点での考えではありません。

 

栄養摂取量を決める実験のことを少し書きましたが、
あれは短期的に起こったことであって、
長期的にみて起こったことではありません。

 

ですので、

 

実際にその必要とされている栄養摂取の基準を満たしていたとしても、
長期的にみて実際にどのような症状が出たり、
どのような病気になったりするかは、
まだ未知の段階であり、分からないのです。

 

短期的に栄養が不足すると、どういう症状が出るかは
分かっているのですが、
ポイントは長期的な視点で、栄養摂取の基準は
作られていないということです。

 

実際に現実的に、私たちの周りでは
ガンや糖尿病や心臓病
や骨粗しょう症などの病気が増えています。

 

こういう栄養摂取量の誤りが
1つの原因としてあるのは否めないと思います。

 

 

栄養摂取の基準は最低ラインとしてあるのですが、
私たちは、その最低ラインの栄養摂取量すらも
満たしていない、栄養が不足している状態なので、

 

病気になるのは当然と言えば当然かもしれません。

 

 

国や政府が定めている1日に必要な栄養摂取量は
正直あてにならない物で、
適当な物です。

 

そして摂取量の基準も短期的に見て測定している物だから
長期的に見た場合、非常に基準が低いです。

 

短期的にやった実験から測定されて出た数字なので、
長い人生を歩んでいく中で、その短期的な数字は
低い基準の数字になってしまいます。

 

 

症状が出て苦しまないか?病気にならないか?
のギリギリのラインの栄養摂取の基準を満たして
生活していくことを、誰も望んではいないと思います。

 

自分にとって良い人生、症状や病気とは
全く無縁の良い楽しい人生を送ることを
誰しも望んでいるのではないでしょうか?

 

なので、栄養摂取の基準は
病気にならない為の基準ではいけません。

 

 

 

             本当の栄養摂取の基準

 

国や政府が定めている栄養摂取の基準は
参考にならないということなので、
では具体的に、

 

どれくらいの栄養摂取をすればよいのでしょうか?

 

これは年齢や性別などによって
栄養摂取量は変わってくるのですが、

 

基本的に私たちが摂取する量は、
自分が満足する量です。

 

こういうふうに書くと
具体的な数値で知りたいと思う方も
いるかもしれませんが、

 

それは、色々な状況や環境によって
変わってくるので、ほぼ不可能です。

 

 

例えば、朝から晩まで仕事をして
お腹がペコペコになっている人の必要な栄養摂取量と

 

休みの日に家の中でゆっくりしていて、
お腹があまり空いていない人の必要な栄養摂取量とでは

 

全く違います。

 

 

このお腹が空いた状況と、お腹があまり空いていない状況
を想像してもらえば分かると思いますが、

 

前者の方が、体が栄養素を沢山欲しがっています。
後者の方は、体が栄養素をそんなに欲しがっていません。

 

体は正直です。

 

あなた自身の体が発している情報をしっかりとキャッチして
それに沿って食事をして栄養素を摂取すると間違いないと思います。

 

高熱を出して寝込んだ時に、
沢山ご飯を食べて栄養摂取をしたいという情報を
体は発しません。

 

体は自然治癒する為に、熱を上げて体内のばい菌を
やっつけようと仕事をしているので、
食べた物を消化する仕事に力を使っていられないのです。

 

そういう状況下に体はありますから、
食欲というものを無くせというふうに
体が指令を送って、食欲がなくなる
ということです。

 

国や政府が推奨している栄養摂取量を気にするより、
ご自身の体のサインを見つめなおして
栄養摂取をすれば、きっと健康的な体になってきます。

 

ただ忘れてはいけないポイントが、
天然で栄養価のある物を摂取するということです。

 

この点をしっかりと覚えておけば
本当の栄養摂取の基準というのは、自然とクリアーできます。